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MFTokyo2019 (Maker Faire Tokyo 2019 )にスクエアキューブパズルをエントリーした時のページです。<<残念ながら落選>>

電子工作、野山の植物写真、風景写真、パズルなどの備忘録

地域の木材で

​マダラボです。

岩手県産の木材を使ってレーザー加工でパズルを作成しています。レーザー加工はレーザー光線で加熱して切断するため、正確な寸法で加工できますが、加工後の切断面の状態(色や手で触った時の汚れです)が、木材の種類によって大きく異なります。

クリ材のように切断面を触ると黒い炭の粉が手についてしまう木材やウルシ材のように切断中に発火しやすい木材もあります。レーザー加工に適した木材として私が注目しているのは岩手県の"県の木"として知られるアカマツ材で、加工断面の焦げが少なく綺麗な茶色になります。

このサイトで紹介するスクエアキューブパズルは平面的なパズルピースで立体的なパズルができないかと考えて3次元モデルアプリケーションで試行錯誤して出来上がりました。パズルの構成が出来上がってからいろいろ調べてみると、50年以上の歴史があるテトロミノパズルだということに気がつきました。テトロミノという名前が分かれば、そのあとは簡単に情報を集めることができます。「箱詰めパズル ポリオミノの宇宙」という本も出版されています。

 

正方形、立方体それぞれ多様な組み合わせがあり、パズルとしての難易度は高くありませんが、多様性のおかげで、パズルピースを指先でつまんだ時の感触と組みあがった時の喜びを何度でも楽しむことができると思います。3分で立方体を組み立てられたら、ちょっとすごい人かもしれません。30分組み立てに集中していられたら、それも能力だと思います。到底、「Because it's there.」と言うほどではありませんが、課題が見えれば飽きずに楽しめるだろうと思いますので問題集としてこのホームページを作ってみました。

私が製作しているスクエアキューブパズルは木材に触れる心地良さ、レーザー加工による自然な着色と無垢な表面コントラスト、レーザー加工による精度の高い直線的な形状とピースの中に入れた球状のマグネットの吸着力などにより、パズルで遊ぶ楽しさを感じていただけるのではないかと思います。

また、地元の工芸家にも製作方法をお伝えして回りました。異なる素材と異なる技術で作られた地域の特徴溢れるスクエアキューブパズルが製作され、楽しく遊べるようになればと思っています。​素材は木に限らず、南部鉄器でも作れないものかと考えています。

 

DIYで作る自分だけのスクエアキューブパズルを使うも良し、それぞれ特徴ある市販のスクエアキューブパズルを使うも良し、手も頭も使って遊んでください。

マダラボ=MaDA Lab :

Measurement and Data Analysis Lab = 計測・解析ラボ

 : LabVIEWというプログラム言語のプログラマーです。

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